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極端な例

これは極端な例だが、かつて、銀行強盗をして銀行に立てこもった犯人が、立てこもっている最中に、人質の一人に金を持たせて「今日が返済日だから」と言って、サラ金に自分の借金を返させに生かせた、という話がある。 要するに、借金は、重いのだ。 理由は分からないが、日本社会では、そうなっている。 税金なんかは、けっこう、踏み倒したり、脱税したりした人間に、同情的だったりする。 しかし、借金を返さないという人間に対しては、社会の目はきびしい。 不思議なものである。 なぜか分からないが、借金を返さない人間は無条件で駄目な人間ということになっているのである。 そして、借金の返済がつらくて、自殺したりする。 今でも、年間、1~2万人くらいが借金で自殺したりしている。 そうして、その大半は真面目な人間である。 というか、真面目な人間でなければ、借金を苦にして自殺などしたりしない。 借金など、「そんなもん返せるか~」と言って、開き直ってしまえば、取り立てるのは大変だ。また、金貸しは、金を返さない人間を殴ったり蹴ったりなどは、けっしてしない。

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